記事検索はこちらで→
2022.02.22

ウイングトラベル

★コロナで高収益化と新領域参入の方向性見出す

 JATA経営フォーラム、旅行業再生戦略会議が基調討論

 

 日本旅行業協会(JATA)は2月21日、今年で30回を迎えたJATA経営フォーラムを昨年に続きオンラインで開催し、昨年10月に発足した旅行業再生戦略会議(議長=高橋広行JATA会長)のメンバーによる「旅行業再生に向けて」と題した基調討論を実施した。
 基調討論では、コロナ禍を経験した中で、旅行業再生戦略会議が議論を重ねてきた2つのテーマ「持続可能な旅行業ビジネスモデルの構築」と「高収益構造への転換」について話し合われ、旅行業界が「共創と協調」による収益性の高い旅行業ビジネスモデルを構築し、また、旅行業で得たノウハウを生かした新しい領域のビジネスに参入する方向性が示された。
 旅行業再生戦略会議はこの基調討論の内容を中間答申とし、6月のJATA定時総会後に最終答申を発表する。
 基調討論のパネリストは、高橋広行JTB取締役会長、加藤恭子ANA X取締役副社長、山野邉淳HIS取締役上席執行役員、原優二風の旅行社代表取締役、小山佳延KNT-CTホールディングス代表取締役専務、佐藤均日本旅行秘書広報部長、モデレーターを池畑孝治JATA理事・事務局長が務めた。

 

※写真=JATA経営フォーラムで旅行業再生に向けて基調討論を開催

 

 コロナで旅行業は一体何を学んだのか
 加藤氏「レジリエンス」、業界で情報共有必要