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2018.09.13

ウイングトラベル

ANA、JAXAと成田−ヒューストンで宇宙フライト

「次は宇宙」事業化への取り組みが加速

 全日空(ANA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月12日、ANAの成田−ヒューストン線で「宇宙フライト」を開始した。機内食に宇宙日本食を選択できるほか、JAXA宇宙飛行士で元ANAパイロットの大西卓哉宇宙飛行士が出演するスペシャルビデオメッセージの放映や、搭乗証明書やオリジナルステッカーを配布する。9月12日の「宇宙の日」と来たる9月20日の「空の日」までの9日間実施する。ANAホールディングスは、宇宙の事業化へ取り組みを加速する。
 初日の9月12日には、大西卓哉宇宙飛行士が成田空港に駆けつけ、旅客にオリジナルステッカーを配布するイベントが開催された。
 ANAホールディングスは3年前に、今後10年先のANAを考える長期戦略構想を策定した際に津中に着目。10年後には「地球上で可能なことは全てやり尽くし、10年後には新しいステージで宇宙へと向かっていくことを目指す」として、パンフレットの裏表紙には、”次は宇宙へ”と明記した。

 

※写真=宇宙日本食がANAの「宇宙フライト」機内食に

 

※写真=大西卓哉宇宙飛行士が宇宙フライト初日に駆けつけた。写真中央が大西宇宙飛行士