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P&W、民間機向けに高効率水素燃料推進技術開発へ
水素蒸気噴射インタークーラータービンで環境対策に貢献
プラット&ホイットニーが、いよいよ民間航空機向けの水素燃料推進技術の開発に乗り出す。米国エネルギー省(DOE)高等研究計画局の「先進リサーチプロジェクトAgency-Energy(ARPA-E)の一環として、同社の提案が採択された。
プラット&ホイットニーが提案したのは、水素蒸気噴射インタークーラータービンエンジン(HySIITE)。液体水素燃料の燃焼と水蒸気回収を利用して、飛行中のCO2排出量ゼロ、窒素酸化物(NOx)排出量を最大80%削減することを目指すもので、次世代単通路航空機の燃料消費を最大35%低減することを目指す。
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