川崎重工、ヘリコプターMaaSで運航者と利用者を橋渡し

年度末にサービス開始、離発着場の整備・申請で拠点拡大へ

　川崎重工業はヘリコプターの利用を希望する人が、ウェブで手配することが可能なMaaSプラットフォーム事業に乗り出す方針を固めた。「ヘリコプターWEB手配サービス」（仮）として、早ければ今年度末にもヘリコプター運航事業者とヘリコプターを利用したい人をウェブで繋ぐサービスについて、まずは東京（東京ヘリポート）－草津温泉間で試験的な要素を含みながらも実装する計画だ。ヘリコプターが離発着するヘリポートまでの地上の移動についても、ハイヤー・タクシー会社と連携して提供する方針で、いわば「ドア・ツー・ドア」のMaaSサービスを提供することを目指す。