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中国Y-9哨戒機が沖縄と宮古島間を往復
往復する間に旋回飛行、南西空戦闘機が対応
統合幕僚監部は2月28日、中国軍のY-9哨戒機1機が沖縄本島と宮古島間を往復して飛行したことを発表した。これに航空自衛隊の南西航空方面隊が戦闘機を緊急発進させるなど、継続的に監視を行い対応した。
中国のY-9哨戒機は同日、東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島との間を通過して太平洋へ進出した。その後旋回して反転し、再び沖縄本島と宮古島間を通過し、東シナ海へ戻った。この飛行では、往復する間に旋回して飛行を行ったことが特徴となっている。
※図=中国Y-9哨戒機の飛行ルート。2回旋回飛行を行っているのが特徴(提供:統合幕僚監部)
※写真=緊急発進した空自戦闘機が撮影したY-9哨戒機(提供:統合幕僚監部)