WING
JJP、高知-成田/関西を12月19日に開設
高知空港初のLCC就航に地元期待も
ジェットスター・ジャパンは年内に開設することを表明していた、高知-成田線と高知-関西線を、来る12月19日に就航することを決めた。いずれも1日1往復2便で運航する。高知空港に本邦LCCが就航するのは今回が初めてのこと。ちなみに同線はANAグループがターボプロップで運航中だが、約9年ぶりにジェット機の定期運航が復活することになる。なお、高知-成田線の運賃は4990円~3万1090円、一方の高知-関西は3990円~2万790円。
ジェットスター・ジャパンにとって高知空港は国内14都市目の就航地。高知-成田線と高知-関西線の就航によって、同社の国内線は21路線まで拡大する。
ジェットスター・ジャパンの片岡優社長は「高知県には太平洋を望む絶景スポット桂浜、日本一の清流四万十川、幕末の志士にゆかりある歴史スポットの数々、美味しい海の幸など多くの観光資源がある」としながら、就航を機に、高知県、高知龍馬空港、地元企業の皆様と協業しながら、新たな航空・観光需要を開拓し、地域経済の更なる発展に貢献していきたい」とコメントした。
一方、高知県の尾崎正直知事は「本県初となるLCC就航により、県民の利便性向上はもとより、ビジネスチャンスの拡大、インバウンドの増加をはじめとする更なる観光振興など、大変大きな波及効果が期待される」とコメント。「(ジェットスター・ジャパンの)就航を追い風として、国内外の多くの方々に本県を訪れて頂きたい」としている。