WING
日米安全保障高級事務レベル協議が3月11日開催
ロシアの戦争への説明責任追及する共同取組を討議
外務省は3月10日、日米安全保障高級事務レベル協議(SSC)を3月11日に東京で開催すると発表した。
日米SSCには、日本側は市川恵一外務省北米局長と増田和夫防衛省防衛政策局長が、米側はクリテンブリンク米国務次官補とラトナー米国防次官補が参加。今年1月に行った日米安全保障協議委員会(日米2+2)での議論を踏まえ、インド太平洋地域の安全保障環境を含む国際社会の諸課題、日米間の具体的な安全保障・防衛協力について意見交換を行うとしている。
また、米国防総省は3月9日(米国現地時間)、ラトナー米国防次官補が3月11・12日の日程で日米SSC参加のために東京へ出張すると発表。ラトナー国防次官補は、日本の安全保障に対する米国のコミットメントを再確認するとともに、ウクライナに対するロシアの残虐な戦争の説明責任を追及するための共同取り組みを議論する予定と説明する。また、日米韓の二国間・三国間協力の重要性、日本との同盟がインド太平洋地域における平和と安全保障の礎であることを強調する予定とした。