記事検索はこちらで→
2022.03.10

WING

航空局、鳥衝突20年に968件、21年9ヵ月間で674件

コロナで発生件数減少、発着数多い空港で多発

 国土交通省航空局は、2月に行った「鳥衝突防止対策検討会」で、2020年に発生した航空機と鳥による衝突(バードストライク)の件数が968件で、ニアミスの件数が525件だったとし、2021年には1~9月の速報値として衝突件数が674件、ニアミス件数が462件だったと発表した。20年の衝突件数のうち機体へ損傷を及ぼした事案は22件で、21年の機体の損傷事案は12件だった。鳥衝突件数は、コロナ禍前の2019年までは1500件前後で推移していたが、感染症の拡大による運航便の減少に伴って衝突の件数が減少し、コロナ禍後は1000件程度で推移したことが分かった。

お試し価格で全文公開中です。