P＆W、100％SAFでGTFアドバンテージ地上実証成功

HEFA-SPK燃料で実証、実質排出ゼロへ前進

　プラット＆ホイットニーは3月15日（ハートフォード現地時間）、持続可能な航空燃料（SAF）を100％投入した地上実証において、ギアド・ターボファン（GTF）アドバンテージエンジンを運転することに成功したことを発表した。同社では、「100％SAFによるGTFエンジンの運用に向けた大きな一歩だ」と評価している。今回の実証においてプラット＆ホイットニーは、ワールド・エナジー社から100％SAFを調達。このSAFは動植物油脂などを原料に水素化処理したHEFA-SPKベースのSAFを用いた。