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2022.03.16

WING

ドイツ、トーネード攻撃機後継にF-35Aを選定

核攻撃任務担う、将来的にはNGFとF-35Aの2機種体制へ

 ドイツ国防省は3月14日(ドイツ現地時間)、ドイツ空軍が運用しているトーネード攻撃機について、後継機としてF-35A戦闘機を選定し、議会に報告したと発表した。
 クリスティーン・ランブレヒト国防大臣の発表によれば、ドイツはトーネードの後継としてF-35Aを35機、ユーロファイターECRを15機調達する計画とのこと。ドイツ空軍ではトーネードを93機保有しており、米国との核シェアリングによる核攻撃任務をはじめ、電子戦闘・偵察(ECR)、航空攻撃、戦術偵察といった任務に使用しており、老朽化に伴い後継機が必要となっていた。電子戦機の役割については、ユーロファイター・タイフーン戦闘機システムの更なる開発により確保するとしている。

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