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空自と米空軍のF-35A、初の戦闘機戦闘訓練実施
双方4機ずつ共同訓練へ参加、日米対処強化へ
航空自衛隊はこのほど、F-35A戦闘機を運用する三沢基地の第3航空団が去る3月10日に、米空軍のF-35A戦闘機と共同訓練を実施したと発表した。日米双方のF-35Aが対戦闘機戦闘訓練を行ったのは初めてのこと。この訓練によって空自の戦術技量および日米共同対処能力の向上を図ったとし、日米同盟の抑止力・対処力を強化した。
日本側から参加したのは、第3航空団F-35A戦闘機4機のほか、同じく三沢基地の北部航空警戒管制団が参加した。米空軍からはF-35A戦闘機4機が参加した。なお同訓練は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を講じた上で実施したとする。
※写真=空中給油を行う米空軍のF-35A(提供:航空自衛隊)
※写真=離陸する第3航空団のF-35A(提供:航空自衛隊)