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2018.09.18

WING

F-35Aの運用寿命延長を地上試験で実証

設計寿命8000時間、疲労強度試験で3倍時間に耐久

 米国防省F-35統合計画管理室とロッキード・マーティンは9月17日、F-35各型の静強度試験、落下試験、疲労強度試験を完了し、F-35Aの試験結果速報値で運用寿命を設計値の8000時間から延長できる可能性があると発表した。
 F-35Aの地上強度試験はBAEシステムズが担当し、英国内で実施し、地上試験機にくり返し油圧負荷を運用時間相当の3倍、つまり2万4000時間相当の回数負荷したが、破損しなかったという。なお、F-35BおよびF-35Cの地上強度試験はロッキードが担当し、フォートワースで実施した。