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露情報収集艦が対馬海峡を往復移動
周辺で活発化する露艦艇、行動注視して警戒
防衛省・自衛隊はこのほど、3月20日に対馬海峡でロシア海軍のヴィシニャ級情報収集艦を確認したことを発表した。日本海を南西方向に進んでいた同艦艇は、対馬海峡を南下したが対馬東北東沖約40キロの海域で反転。対馬海峡を北上すると、日本海へ航行した。この行動は、任務であるのか、あるいは訓練であるのかは不明だが、ロシア軍のウクライナ侵攻に関連して、日本周辺でロシア艦艇の行動が活発化しており、防衛省・自衛隊ではロシアの行動を注視して警戒監視を強める。
この度、ロシア艦艇の対馬海峡往復を確認したのは、海上自衛隊佐世保警備隊の「あまくさ」と第4航空群(厚木)に所属するP-1哨戒機。所要の情報収集・警戒監視を行った。
※写真=対馬海峡を往復したロシアのヴィシニャ級情報収集艦(提供:統合幕僚監部)
※図=ロシア艦艇は20日に対馬海峡を往復した(提供:統合幕僚監部)