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超小型平面アンテナでの衛星通信実験に成功
スカパーJSATとエーティーコミュが「サットキューブKu」で
エーティーコミュニケーションズとスカパーJSATは先頃、スウェーデンの衛星アンテナメーカー、サットキューブ社が開発した超小型平面アンテナ「サットキューブKu」による衛星通信実験に成功したと発表した。
折り畳んだ状態でラップトップPCサイズ、重量約8キログラムの「サットキューブKu」は、超小型で持ち運びが容易でありながら、衛星通信に必要な定格出力50ワットのアンプ、通信モデム、Wi-Fi機能などを内蔵し、この1台で衛星の捕捉から衛星通信までできるように設計されているという。
今回の通信実験では「サットキューブKu」スカパーJSATの通信衛星JCSAT-4Bを使用して送信、受信とも15Mbpsを超える通信速度(実験値)でのKuバンド通信を実現した。