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DARPA、NOM4Dプログラム立ち上げ
宇宙空間で構造物を直接建造する方策探る
米国防高等研究計画局(DARPA)は3月23日(米国現地時間)、NOM4D(Novel Orbital Moon Manufacturing,Materials,and Mass-efficient Design)プログラムを立ち上げたと発表した。
これは、地球からロケットで打上げることによる体積の制限を受けずに、将来の宇宙構造物を軌道上で建造することを可能にする方策を探るのが目的とのことで、既に8つの産業界および大学研究チームと研究して取り組んでいる。将来的には、軌道上で宇宙構造物を建造するために、地球からの原料輸送および素材を月で収集することも考えられているとしている。
なお、DARPAはNOM4Dプログラムにおいて、月に構造物を建設すること、月でサンプルを収集すること、宇宙へ原料を打上げること、軌道上で構造物を建築することはないと否定している。
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