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2022.03.24

WING

空港建築施設脱炭素化向け整備マニュアル作成へ

年74万トンのCO2排出、ZEB化・省エネ対応で高効率化

 国土交通省が設置した「空港建築施設の脱炭素化に関する検討ワーキング・グループ」(以下、ワーキング・グループ)の1回目の会合が3月23日に開催された。今後、各空港管理者は空港内事業者をメンバーとする協議会を設置し、空港脱炭素化推進計画を作成し、国土交通大臣から認定を受ける流れとなる見通しだ。この空港脱炭素化推進計画を作成するにあたっては、CO2排出量を削減するため、具体的な取り組み内容など、参考となるガイドラインが必要で、新たにワーキング・グループを発足して整備マニュアルの検討を行っていくこととした。航空局によれば、この整備マニュアルは今年8月頃には素案の検討を行い、11月頃に取りまとめる計画だ。

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