ウイングトラベル
★KNT-CT通期修正、売上減も赤字額改善
オミクロン影響もコロナ業務や雇調金で
KNT-CTホールディングスは3月23日、2022年3月期の通期連結業績予想を修正した。前回発表時から売上高は100億円減の1400億円だが、営業損失は30億円減の110億円、経常損失は40億円減の115億円、最終損失は35億円減の95億円にそれぞれ圧縮した。
修正要因は、オミクロン株の影響による今年1月9日からのまん延防止等重点措置の発出で売上高は低下したが、新型コロナウイルスのPCR検査やワクチン接種の受付業務等の取扱い増加により売上総利益率が改善した。加えて、人件費、事務所賃借料をはじめとする販管費全般の削減を徹底、営業外収益で雇用調整助成金等の助成金収入が増加したことにより、損益ベースで赤字幅が圧縮されたとしている。