★まん防明け春休み、ANAはコロナ前の7割まで需要回復

　需要回復加速、多客期のGWに繋げられるか

　去る3月21日にまん延防止等重点措置が解除され、初めての週末となった3月26日、羽田空港の出発ロビーは、春休み期間中ということもあって、全国各地へ向かう旅客で賑わった。ANAによれば、26日だけで全国で約9万人の予約を獲得していた。
　同日、報道陣の取材に応じた全日本空輸（ANA）の小山田亜希子執行役員（東京空港支店長）は、「春休みの予約も伸び続けており、昨年の同時期は2019年度と比較すると旅客数は5割程度だったことに触れつつ。「今年の春休みは7割までの回復を見込んでいる」と話すなど、旅客需要の回復に確かな手応えを感じている様相だ。