航空輸送統計1月、国際旅客コロナ禍前の1割弱に

国内旅客は4割強まで回復、国際貨物好調維持

　国土交通省がまとめた2022年1月の航空輸送統計は、国際航空の旅客輸送量が前年同月比91.5％増の17万6000人、人キロベースが104.1％増の11億8632万2千人キロであり、座席利用率が28.2％となった。壊滅的な需要の低下が続く国際旅客輸送は、わずかずつながら上向いているところ。しかし、コロナ禍前の19年同月と比べると、人ベースが90.9％減、人キロベースが85.8％減であり、低調な状況が続く。利用率も3割弱であり、低い水準であった。