★ワールド航空サービス社長に澤邉氏が就任

　菊間氏は取締役相談役、松本氏は特別顧問に

　ワールド航空サービスは雇用調整助成金の受給問題に関する調査委員会の最終報告を受けて、4月1日付で、代表取締役社長に澤邉宏氏が就任した。澤邉氏は旅行業界で旅行会社、観光局、ホテルチェーンなどで数々の要職を歴任し、昨年まで日本旅行業協会（JATA）海外旅行推進部調査役を務めていた。菊間潤吾代表取締役会長は取締役相談役に、松本佳晴代表取締役社長は特別顧問に就任する。
　澤邉氏は日本旅行海外旅行部長、ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港アジア・パシフィック代表、日本スターウッド・ホテル営業・マーケティング本部長を務め、身を持って旅行会社、政府観光局、ホテルに精通している。2007年にはJATA国際観光会議のファシリテイター、2008年にはビジット・ワールド・キャンペーン（VWC）を展開したVWC2000万人推進室長を務めた。

　伝統継承と改革へ事業構造改革推進部新設

　また、同社は4月1日付で組織改正を実施し、ワールド航空サービスの伝統を継承するとともに抜本的な変革に取り組む「事業構造改革推進部」を新設した。さらに、同社ツアーのブランド価値向上をめざし、編集部を「コーポレートブランディング部」に変更し、機能を拡充する。

※写真＝ワールド航空サービス代表取締役社長に就任した澤邉宏氏