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2018.09.19

ウイングトラベル

ANAHD、時差ボケ調整アプリ開発で来春提供へ

睡眠改善プログラムベンチャーと共同開発に着手 
 
ANAホールディングスは9月14日、「乗ると元気になるヒコーキ」プロジェクトの第一弾として、「時差ボケ調整アプリ(仮称)」を開発することを発表した。アプリの開発は、睡眠改善プログラムを手がけるベンチャー企業のニューロスペース社と共同で行う。このアプリは旅客のフライト予約情報を基に、出発日の数日前から運動や睡眠、食事などの観点から利用者にアドバイスするというもの。アプリの提供は、2019年4月の開始を目指す。
 「乗ると元気になるヒコーキ」プロジェクトは、現ANAHD相談役の大橋洋治氏がANA社長時代に発案したもの。以来、ANAグループ内でマッサージ機能付き座席などを含め、10年ほど前から様々な角度からの検討を重ねてきた。今回開発に着手する時差ボケ調整アプリを同プロジェクトのサービス第1弾として、「空の人間ドック」や「機内マインドフルネス」などを開発することも検討しており、社内はもちろんのこと、オープンイノベーションでアイデアを結集して、プロジェクトを推進していくとのことだ。

※写真=「乗ると元気になるヒコーキ」プロジェクトの発表会の登壇者たち(左から近藤尚己准教授、津田佳明チーフ・ディレクター、高梨沙羅選手、小林孝徳CEO、マッキャン・ヘルスケア・ワールドワイド・ジャパンの林英恵氏)