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NIMS、水素液化の全温度範囲対応の磁気冷凍材開発
水素液化効率25~50%超向上など製造コスト減に寄与
物質・材料研究機構 (NIMS) は4月1日、東北大学、高輝度光科学研究センター (JASRI) と共同で、水素の液化に必要な全温度範囲 (77~~20 K:〈-196.15~-253.15℃〉) に対応する新たな高効率磁気冷凍用材料として、Er(Ho)Co2系化合物を基本とした一連の合金を開発することに成功したことを発表した。これらの合金を組み合わせた磁気冷凍システムを用いることによって高効率な水素液化が可能となり、液体水素燃料の製造コストを低減することに繋がることが期待される。
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