ウイングトラベル
★コロンビア親善大使にナオト・インティライミ氏
観光をはじめ、コロンビアの魅力を広く発信
コロンビア投資貿易観光促進機構(PROCOLOMBIA)は、コロンビア親善大使に歌手のナオト・インティライミ氏を任命、4月5日に駐日コロンビア大使館で就任式典を開催し、コロンビアの心「コラソン」を持つことを意味する「Colombiano de Corazón (コロンビアーノ・デ・コラソン)」大使のタイトルを授与した。
ナオト・インティライミ氏は、2003年に世界約70か国を巡る途中でコロンビアを訪問。当初は数日を予定していたが約2か月間滞在、その後2013年に歌手として再び訪れている。またコロンビアを舞台としたディズニー・アニメーション作品「ミラベルと魔法だらけの家」で日本版エンドソングと同楽曲の日本語詞を担当、日本版で声優デビューも果たすなど、コロンビアにゆかりがあることから今回の親善大使就任に至った。
※写真=就任式典の様子。左からナオト・インティライミ氏、サンティアゴ・パルド大使と大使夫人
ナオト・インティライミ氏は、就任にあたりスペイン語で挨拶。「世界約70国を旅行した中でもコロンビアは私にとって非常に特別な国で心から愛している。心温かなコロンビアの人、音楽、食など、その素晴らしさを日本の皆様にお伝えしたい」と抱負を語った。
今回の就任を受け、駐日コロンビア全権特命大使のサンティアゴ・パルド氏は、「コロンビアと日本の絆が強化される記念すべき日となる」とコメント。またPROCOLOMBIA総裁のフラビア・サントロ氏は、「コロンビアのインスピレーションを与える存在としてうれしく思う」とビデオメッセージで祝辞を寄せた。
コロンビアの親善大使プログラムは、2017年にスタート。コロンビアの魅力を世界に発信すべく、コロンビア内外のさまざまな著名人を任命、大使はそれぞれコロンビアのイメージ向上と国際交流に努めている。
コロンビア国内では、ナオト・インティライミ氏と繋がりのあるラテンアメリカの音楽シーンを代表するアンドレス・セペダ氏、「ミラベルと魔法だらけの家」のエンドソングを歌うセバスチャン・ジャトラ氏らが就任。ナオト・インティライミ氏の就任式典では、セペダ氏がビデオメッセージでコメントを寄せ、ナオト・インティライミ氏の目頭が熱くなる場面もあった。 国外では、ビル・クリントン元アメリカ大統領、日本では「ベスト・オブ・コロンビア大使」として、「世界ベストレストラン50」の日本評議委員長を務める美食評論家の中村孝則氏が2018年に就任している。