WING
日比防衛相会談、力による一方的な現状変更許さず

防衛省では4月7日、岸信夫防衛大臣とフィリピンのデルフィン・ロレンザーナ国防大臣による日比防衛相会談を実施した。両大臣の会談はテレビ会談を含めて今回で3回目で、4月9日に初開催する日比外務・防衛閣僚会合(2+2)に先立って行うかたちとなった。
岸防衛大臣は会談の冒頭、ロレンザーナ比国防大臣の訪日を改めて歓迎、その上で、「ロシアによるウクライナ侵略は紛れもなく力による一方的な現状変更であるとともに、明白な国際法違反、また、国際秩序の根幹を揺るがすもの。力による一方的な現状変更は、インド太平洋とりわけ東アジア・東南アジアで許すことは出来ない。また、無辜の民間人の殺害は重大な国際人道法違反であり、断じて許されない」とウクライナ情勢から切り込みつつ、
お試し価格で全文公開中です。