記事検索はこちらで→
2018.09.20

ウイングトラベル

8月の訪日旅行4.1%増、2カ月連続伸び鈍化

田端長官「今後の影響最小限へ全力尽くす」

 日本政府観光局(JNTO)によると、8月の訪日外国人旅行者数が前年同月比4.1%増の257万7800人となり、8月としては過去最高を示した。1-8月累計も12.6%増の2130万8900人となり、最短期間で2000万人を突破した。しかし、大阪北部地震、7月の西日本豪雨の影響で、韓国が前年同月比4.3%減と2ヶ月連続マイナス、香港が微増、マレーシアも減少となり、2カ月連続して伸びが一桁台に鈍化した。
 田端長官は9月19日の会見で、9月の見通しについて、「9月は台風21号による関西空港の被害、北海道胆振東部地震の影響で、旅行のキャンセルや手控える動きが見られ、災害によるマイナスの影響が広がることを懸念している。この影響を最小限に抑えるために、国際線の運航再開、回復状況を踏まえて、正確な情報発信、プロモーションを行い、早急な回復に全力を尽くす」と強調した。