FAA、噛みついた客に過去最大級の罰金

8万ドル超の罰金も、迷惑客への厳罰化進む

　米連邦航空局（FAA）は4月8日（ワシントン現地時間）、旅客の迷惑行為に対して過去最大級の罰金を課したことを発表した。過去最大級の罰金を課せられた旅客は2名で、その罰金額は8万1950ドルと7万727ドル。いずれも乗員乗客に噛みつく、頭突きなどといった暴力行為を行っていたことが明らかになっており、FAAは強力な制裁措置を課したかたちだ。ちなみにこうした行為を行った客は、FAAによる罰金以外にも、法によって刑事罰等が下されることになる。