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2022.04.12

ウイングトラベル

★2021年度の宿泊業倒産は71件、2年ぶり減少

 新型コロナ関連倒産は42件とシェア徐々に拡大

 

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2021年度の宿泊業の倒産件数は71件(前年比56件減、44.1%減)となり、2年ぶりに70件台まで減少した。2002年度以降の過去20年間で最も少ない倒産件数となった。一方で、負債総額は1333億600万円となり、前年比101.1%増と3年ぶりに増加に転じた。負債1000億円以上の大型倒産が発生し、全体の負債総額を押し上げた。
 新型コロナウイルス関連倒産は42件で、前年度より26件減少した。一方で全体に占めるシェアは前年度より5.6ポイント上昇しており、時間の経過とともに徐々に拡大している。