国内航空機産業1月、前年比32％減の622億円に

一昨年比62.6％縮小、787問題など長引く苦境
　
　今年1月の日本国内航空機生産額（製造・修理）が、対前年同月比32.5％減少した622億900万円に留まったことが明らかになった。このうち製造が37％減少した472億7400万円、修理は12.8％減少した149億3500万円だった。ちなみに、新型コロナ影響が本格化する前の2020年1月の国内航空機生産額は1661億6300万円（製造:1518億6500万円、修理:142億9800万円）に達しており、その当時の生産額と比較すると、単月ベースで実に62.6％落ち込んだかたちだ。