記事検索はこちらで→
2022.05.09

ウイングトラベル

★カナダ観光局、リジェネラティブ・ツーリズムにシフト

 副社長来日、地元の満足度重視、体験素材開発に注力

 

 カナダ観光局国際担当副社長のモリーン・ライリー氏が来日、メディアミーティングの場で観光局の戦略について語った。今後は「リジェネラティブ・ツーリズム」を柱のひとつに据え、観光客を受け入れる地元の自然環境や文化、経済に貢献できる観光スタイルの実現を目指す。ライリー氏は、観光客の数や消費額ではなく、「地元の人の満足度を今後の指標に加えたい」と意欲を見せた。また先住民族の体験など、「より深くカナダを知ることができる」体験素材の開発に注力、旅行会社との協業で商品化していく考えだ。