ウイングトラベル
★行動制限無きGW、航空各社の国内線に賑わい戻る
国際線旅客、対前年度比急増も未だ2〜3割水準
実に3年ぶりの行動制限が無い状態で迎えた今年のゴールデンウィーク(4月29日〜5月8日)。各地の空港に行楽地や帰省などに向かう多数の旅客が来港し、久ぶりに賑わいを取り戻した。無論、コロナ禍前の水準にはまだまだ届かないものの、それでも多数の旅客を迎える航空会社・空港関係のスタッフに笑顔が戻った。そうしたなか5月10日、航空会社各社がまとめたゴールデンウィーク期間中の旅客輸送実績が出揃った。
大手航空会社では全日本空輸(ANA)の国内線旅客数は対前年比ベースで90%近く増加(旅客数:95万8724人)。行動制限が課せられていた前年同期に比べて、大きく旅客数を伸ばすことに成功した。ただ、それでもコロナ前の2019年ゴールデンウィーク実績と比較すれば、まだ65%水準。夏の繁忙期に向けて、さらなる回復加速を期待したいところだ。
一方、日本航空(JAL)の国内線旅客数も対前年比131%増と急増(旅客数:91万6376人)。2019年のゴールデンウィーク実績と比較して、81%のところまで回復した。