ウイングトラベル
★旅工房21年度決算、最終赤字19.7億円
特損6.3億円計上で10.2億円の債務超過に
旅工房が発表した2022年3月期の連結決算は売上高が前期比12.9%増の10億3700万円、営業損失は21億2000万円から14億5600万円、経常損失は14億6300万円から13億3800万円にそれぞれ減少した。ただ、収益性の低下が見られる固定資産の減損損失6億3200万円を特別損失として計上したことにより、当期純損失は18億800万円から19億7100万円に増加した。この結果今期末時点での純資産は10億2100万円の債務超過に陥った。この状況を受けて同社は70人程度の希望退職を募集するなど人員の最適化を図るほか、本社の縮小・移転などを検討するなど徹底した経費削減を推進していき、現状からの改善を図っていく考え。
国内、法人旅行強化も主力の海外旅行大幅減
雇用調整助成金で1.7億円の営業外収益計上