JAL、北海道の観光支援で「応援先得」など設定

訪日客向け国内運賃値下げ復興支援ロゴ制作も

　日本航空（JAL）は「平成30年北海道胆振東部地震」の発生を受けて、北海道発着路線を割安で利用できる「応援先得」を設定した。さらに、訪日外国人向け国内運賃の期間限定値下げや割安な北海道旅行商品の設定など、様々な支援策を打ち出した。
　「応援先得」では北海道発着全路線（道内路線も含む）を対象に、10月28日-3月30日搭乗分で設定。例えば羽田→新千歳ならば6400円～（最大約84％割引）、関西→新千歳8000円～（最大約83％割引）で設定した。
　訪日外国人旅行者向け日本国内線運賃「Japan Explorer Pass」の期間限定値下げでは、首都圏などから入国した訪日外国人の来道を促進することを目指す。搭乗期間を10月1日～12月15日（搭乗区間の出発72時間前まで購入可能）とし、例えば羽田-新千歳/女満別/旭川/釧路/帯広/函館線を通常1万800円のところ7560円に値下げ。伊丹/関西-新千歳線は1万800円を7560円に、福岡-新千歳も1万800円を7560円へと値下げする。