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JAL8月実績、国際線利用率2.1ポ増の85.2%
韓国・中国線で利用率90%台、国内線も80%大台目前
日本航空(JAL)グループの8月の旅客輸送実績がまとまった。それによると、国際線の利用率は前年同月比2.1ポイント向上した85.2%だった。一方、国内線の利用率も、1.1ポイント伸びた79.3%となっており、国内線利用率がいよいよ80%の大台の目前にまで迫ってきたかたちだ。
8月の国際線の方面別実績をみてみると、訪日需要が旺盛な韓国線と中国線の利用率がそれぞれ91%、92.7%となるなど、90%を超える利用率を記録して好調。とくに韓国線は前年同月と比べて6.2ポイントと大きく利用率が改善した。
また、米大陸線の利用率も前年同月比2.5ポイント改善した85.9%と好調だったほか、ハワイ・グアム線も3ポイント増えた85.9%と、いずれも好調に推移。加えて欧州線の利用率も5.8ポイント伸びており、86.3%と好調だった。
その他、東南アジア線は0.6ポイント減の82.8%、オセアニア線も1.3ポイント前年実績を下回り、78.2%だった。