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DAL、アトランタ空港に生体認証技術を導入
米国初、国際線ターミナルで年末までに開始
デルタ航空(DAL)は、米国税関国境警備局(CBP)、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港、米国運輸保安局(TSA)と協力し、米国初の生体認証技術を導入した空港ターミナルの運用をアトランタ空港国際線ターミナル(Fコンコース)で2018年末までに開始する。
同技術の導入により、アトランタ空港国際線ターミナルから国際線を利用する顧客は、車寄せやカウンターでのチェックイン時に、搭乗口で顔認証技術をオプションとして利用することができ、空港での手続きがスムーズになる。なお、従来通りの手続きを選ぶこともできる。
顔認証技術が導入される場所は、出発ロビーに設置されたセルフサービスのチェックイン機、出発ロビーの預け入れ手荷物カウンター、手荷物保安検査場、Fコンコースの搭乗ゲート、Fコンコースの国際線到着便の入国審査。
アトランタ空港での顔認証技術の本格運用前の試験期間に蓄積したデータ統計によると、顔認証技術の導入により、1フライトあたり9分の時間を節約できるという。