レイセオン、米海軍向けSPY-6レーダーの生産を継続受注

22年3月契約分の最初のオプション行使で

　レイセオン・テクノロジーズは5月23日（米アリゾナ州現地時間）、事業会社であるレイセオン・ミサイル＆ディフェンス（RM&D）が米海軍よりSPY-6レーダーの生産継続契約を受注したと発表した。これは2022年3月に結んだSPY-6のハードウェア、生産、維持に関する契約の最初のオプション行使とのことで、今回の契約金額は4億2300万ドルになる。なお、契約全体では5年間で最大31億6000万ドル規模になるとしている。
　RM&Dは、「SPY-6は世界で最高の水上海軍レーダーであり、今回の様な契約により、艦隊全体に情報、追尾、探知機能を提供することを保証する」とコメントした。