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2022.05.24

ウイングトラベル

★外務省、サル痘の複数国の新規発生で広域情報

 外務省は5月23日、サル痘の発生状況について注意喚起を行った。世界保健機関(WHO)は5月21日、計12カ国(豪州、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、英国、米国)からサル痘ウイルスの症例が報告されていると発表。外務省ではそれら12カ国に渡航する際には感染予防に留意するよう呼びかけている。
 サル痘はリスなどのげっ歯類が自然宿主と考えられ、天然痘同様の症状を伴う急性発疹性疾患。従来はアフリカに発生する風土病だったが、複数国で新規発生している。
 現在有効な予防法としては、症状のある者やサル痘を有する可能性のあるげっ歯類のほ乳類との接触を避け、石けんやアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行うことが推奨されている。