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2018.09.26

WING

ロッキード、空軍信号情報システムを改良

オープン・アーキテクチャー化でソフト開発迅速化

 ロッキード・マーティンは米空軍と共同してこのほど、同空軍のISR(情報・探査・偵察)システムの基幹装置であるDCGS(分散型共通地上システム)向けの信号情報能力を発展させるため、オープン・アーキテクチャーの適用によるソフトウエア開発期間短縮など迅速な開発手法を適用していることを明らかにした。
 空軍のDCGSは有人および無人のISRプラットフォーム(U-2、グローバルホーク、リーパー、プレデターなど)の搭載センサが収集した信号データを、世界的なネットワークにより収集、処理、配布、分析、普及し、それらの計画も行うシステムである。DCGSによりデータを処理して作戦に用いるインテリジェンスの形に編集する機能と言える。