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2022.05.26

ウイングトラベル

★欧米で旅行観光産業の経済・雇用が本格回復

 WTTC、仏や独は来年にコロナ前を超える予想  

 世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の最新調査によると、フランスやドイツでは旅行・観光セクターの本格回復が進み、来年までにはコロナ前の2019年を上回るGDPへの貢献および雇用効果が見込めることが明らかになった。また、北米では旅行・観光セクターのGDPへの貢献は今後10年間で年平均約4%成長すると予想。英国では今後10年間で70万人の雇用創出を予想するなど、欧米を中心に旅行・観光セクターの本格回復が進むと予想している。欧米が先導しアジア各国がそれに続くことで、2022年は世界的にも旅行・観光セクターの回復が進む1年となりそうだ。日本もようやく6月から外国人観光客の受け入れを再開する方向だが、観光誘致は国際競争であり世界の潮流に取り残されないよう取り組みを進める必要がありそうだ。