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2022.06.03

WING

東レ、空気電池用イオン電導ポリマー膜開発

ドローンやUAM航続距離延伸に寄与へ

 東レが空気電池用イオン伝導ポリマー膜を開発することに成功した。同社によれば、このポリマー膜をリチウム空気電池のセパレータに適用することで、安全性の向上と電池の長寿命化が図ることが可能で、電気自動車(EV)や産業用ドローンでの活用のほか、さらにはアーバンエアモビリティ(UAM)、いわゆる空飛ぶクルマの航続距離拡大を図ることができるとしている。なお、同社は今後、リチウム空気電池の開発をはじめとする次世代二次電池分野への展開を目指し、早期の技術確立に向けて研究開発を加速する方針だ。

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