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2022.06.06

ウイングトラベル

★特定本邦航空10社、国内線第3四半期収入27%増

 単価は2.53%増、イールドは3.14%増と回復へ

 国土交通省航空局がまとめた特定本邦航空運送事業者の航空輸送サービス関係の情報公開によると、10社による2021年10〜12月の国内線の旅客収入は前年同期よりも27.53%増えた2124億6400万円になり、単価を示す輸送人員当たりの旅客収入が2.53%増の1万2900円、イールドを示す輸送人キロ当たりの旅客収入が3.14%増の13.6円だった。そのほかの運賃に関する情報は、平均搭乗区間距離が0.59%減の944キロ、輸送人員が24.38%増の1652万7974人、輸送人キロが23.65%増の156億414万7000人キロだった。

 この情報公開は、航空会社の運営状況の透明性を高めるため4半期ごとに公開となる。対象の特定本邦航空運送事業者は、日本航空(JAL:J-AIR/HAC含む)、全日空(ANA:ANAウイングス含む)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、スカイマーク(SKY)、AIRDO(ADO)、ソラシドエア(SNJ)、スターフライヤー(SFJ)、ピーチ・アビエーション(APJ)、ジェットスター・ジャパン(JJP)、スプリング・ジャパン(SJO)の10社。