記事検索はこちらで→
2018.09.26

ウイングトラベル

タイ政観、タイ東北地方への誘致を強化

福岡事務所2年半ぶり再開、地方へアピール

 タイ国瀬政府観光庁(TAT)は、リピーターを対象にタイの新たな魅力を紹介する目的で、タイ東北地方(イサーン地方)を中心に、これまで日本における認知度が低かった地方都市のプロモーションを強化する方針だ。「ツーリズムEXPO2018」に合わせて来日したTATのサンティ・テュディントラ国際マーケティング(アジア・南太平洋地域)担当副総裁によれば「日本市場に関してはリピーター率が高いため、すでにバンコクやチェンマイ、ビーチリゾートを楽しんだことがある旅行者が、一歩足を延ばして楽しめる目的地を積極的に紹介していく」とのことだ。
 TATではこのところ地方都市の紹介に力を入れており、昨年からは地方の魅力ある都市を「12の秘宝」としてプロモーションしており、この延長線上で取り組みを強化していく。その一環として「ツーリズムEXPO2018」のTATブースでは、東北地方のカラシン県をテーマに取り上げ、現地から踊り手を招き伝統的な舞踊を披露するなど同県の魅力を前面に打ち出して来場者にアピールした。
 今後は来年2月にもカラシン県とコンケーン県を対象とするメガファムを実施し、日本の旅行業界関係者やメディア、パワーブロガーなどを招待するほか、来年のタイフェスティバルでもカラシン県を大々的に取り上げて消費者への直接的なアピールも実施する予定だ。

 

※写真=タイ国政府観光庁サンティ・テュディントラ副総裁

 

※写真=ツーリズムEXPOジャパンのタイブースのオープン記念テープカット

 

※写真=タイブースのスタッフ、出演者と記念撮影