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2018.09.26

ウイングトラベル

BAW、関西−ロンドン線に4月、週4便で就航

20年ぶりに再開、欧州線の双方向交流拡大

 ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW)が来年4月1日から、関西−ロンドン線に就航する。運航便数は週4往復便を計画しており、総座席数214席仕様の787-8型機を投入する計画だ。ブリティッシュ・エアウェイズの関西−ロンドン線運航は、1998年以来、実に20年ぶりのこと。ちなみに関西−ロンドン間の直行便就航は10年ぶりで、2009年3月まで日本航空(JAL)が運航していた。当時、ブリティッシュ・エアウェイズはJALと共同運航していた。
 関西−ロンドン線の就航は、関西経済界、自治体、旅行業界と新関西国際空港会社などが一体となってプロモーションを進めてきた。2016年4月に関西エアポートが関西空港の運営を引き継いで以降も、このプロモーション活動に注力してきたとのことで、そうした長年の努力がようやく結実したかたちだ。
 関西空港は従来、国際線ネットワークは中国、韓国、台湾など近隣アジア諸国が充実している一方、欧米線といった長距離線ネットワークが課題となってきた。