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2022.06.09

ウイングトラベル

★IPW2022開催、60カ国から4800人が参加

 ダウCEO「訪米旅行促進へ陰性証明不要」

 USトラベル・アソシエーションは6月4日から8日まで、フロリダ州オーランドのオレンジカウンティ・コンベンションセンターで、53回目となる米国最大の国際トラベルトレードショー「IPW2022」を開催した。今年のIPWには60カ国以上から約4800人が参加、新型コロナに関係なく、米国への旅行に対する関心の高さを伺わせた。IPWには国内外のメディア500人近くが参加した。

 USトラベル・アソシエーションのロジャー・ダウ社長兼CEOは6月7日の会見で、IPWが米国への国際旅行を回復させる上で重要であることを強調するとともに、米国への航空券購入者に出発前のコロナ検査を義務付けていることをあらためて批判し、訪米旅行を促進する上で、他の主要国と同様に、出発前のコロナ検査を廃止し、陰性証明を不要にすることを訴えた。

 IPWは、米国の観光地、ホテル、アトラクション、スポーツチーム、クルーズライン、航空会社、輸送会社、世界中のツアーオペレーター、バイヤー、卸売業者を含む世界の旅行関係者が一堂に会し、将来の旅行・観光ビジネスを米国に呼び込み、業界全体の海外旅行の回復を促進するためのビジネスアポイントメントは、3日間で7万7000件に達した。

※写真=IPWオーランドで、訪米旅行促進へ陰性証明不要を訴えるロジャー・ダウ・USトラベル・アソシエーション社長兼CEO。今回のIPWで退任する(USトラベル・アソシエーション提供)