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2022.06.13

ウイングトラベル

★バイデン政権、陰性証明不要で観光産業復活へ

 G7で日本のみ必要、国際旅行再開に立ち遅れ

 

 米国バイデン政権は、海外からの訪米旅行者に対して出発前1日以内の新型コロナウイルス出国前検査を6月12日から廃止した。これにより、日本から米国を旅行する時に出発前に必要だった陰性証明は不要になった。一方で、G7諸国で出国前コロナ検査を求めている国は日本のみとなり、世界的な国際旅行の本格的な再開の動きからさらに大きく立ち遅れることになった。
 バイデン政権に対して、先週開催されたIPWで新型コロナ検査の廃止を要望していたUSトラベル・アソシエーションのロジャー・ダウ社長兼CEOは、「国際航空便の回復と米国への訪米旅行の復活に向けて、大きな一歩を踏み出した。バイデン政権のこの決断は、世界中からの旅行者を歓迎し、米国の旅行産業の回復を加速させるもので、称賛に値する」とする声明を発表した。