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2022.06.14

ウイングトラベル

★阪急交通社4月実績、総取扱額76億8700万円

 前年同月比4.76倍も、19年比75.5%減

 

 阪急交通社が発表した4月の旅行概況によると、総取扱額は76億8700万円だった。前年同月比で376.0%増、コロナ前の19年比で75.5%減となっている。内訳は、国内旅行が前年比376.7%増、19年比で49.2%減の76億5300万円。海外旅行は前年比259.1%増、19年比で99.8%減の3300万円。外国人旅行はゼロだった。
 国内旅行は3月下旬のまん延防止等重点措置の解除以降に需要回復が進み、観光需要喚起策の「県民割」が「ブロック割」へ移行、対象地域が拡大された。それに伴い全国で積極的な募集広告を展開したことで、近距離旅行の回復が進んだ。一方、航空機を利用した近距離商品の伸びは限定的だったことから、コロナ前の19年同月比では49.2%減にとどまった。