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2022.06.16

ウイングトラベル

★5月の訪日外客数は14万7000人

 2か月連続で10万人超えも19年比94.7%減

 

 日本政府観光局(JNTO)が発表した5月の訪日外客数は14万7000人となった。4月に引き続き10万人超えとなったものの、観光目的の入国制限が継続しており、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年5月との対比では94.7%のマイナスとなっている。5月には訪日観光再開に向けた実証事業が行われ、6月からは入国者の検査や待機期間の見直しなど水際対策の緩和が行われたほか、6月10日からは旅行会社などを受入責任者とする添乗員付きパッケージツアーの受入を再開した。そうした中でJNTOは各国の感染状況や出入国規制の変化、ウクライナ情勢による航空便への影響などを注視しつつ、訪日インバウンドの戦略的回復に向けてきめ細かなプロモーションを実施するとともに地域の受入環境整備などに努めていく必要があるとしている。

 

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