ウイングトラベル
ACTE、東京でフォーラム開催
ビジネストラベルの現況と今後を紹介
ビジネストラベルを専門とした会員組織「ACTE(Association of Corporate Travel Executives)」主催の「東京エデュケーションフォーラム」が先日都内で開催された。航空会社や、BTM、インハウスなど法人系の旅行会社、旅行系のITソリューションプロバイダー、さらに購買部など出張を統括する企業担当者が参加。ビジネストラベルを取り巻く現況や今後について紹介、議論した。
「テクノロジーがいかに旅行業界を変化させるか」をテーマに行われたセッションでは、セーバートラベルネットワーク(セーバー)グローバル アカウント担当部長の小山真澄氏がアジア太平洋地域における海外出張動向について、各種調査結果をベースに説明。アジア太平洋地域では、中国やインド、インドネシアでマーケットが急成長、それに伴い、出張費用の増加率がグローバル平均より高くなっている。
また、同地域はモバイルによる出張予約もグローバル平均より高く、メッセンジャーアプリ(Facebook Messengerなど)の利用が急増。さらに「出張者は出張中も日常体験を求めている」(小山氏)トレンドが顕著に現れているという。
※写真=パネルディスカッションの様子。左から武田薬品工業 廣島氏、日本IBM田中氏、JAL速水氏、セーバー小山氏