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2018.09.28

WING

成田、インセンティブ制度をリニューアル

朝発ボーナス導入等でネットワーク拡大図る

成田国際空港会社(NAA)は9月27日、「成田ハブ化促進インセンティブ」を更に拡充すると発表した。これは新規就航インセンティブの「ネットワーク拡充割引」をリニューアルし「新規就航割引」として、適用期間を2年から3年に延長するとともに、着陸料の割引率を拡大する。さらに着陸料の割引も拡大することにした。
 また、朝発ボーナスを導入する。これは新規就航便が朝の時間帯の出発となり、成田空港としての新規路線の場合、着陸料を3年間無料、航空会社としての新規路線の場合、着陸料を3年間半額とする制度だ。成田空港では、これら新制度の実施期間を2019年4月1日から2022年3月31日の3年間で実施する考えだ。
 なお新制度への移行措置として、現行制度適用中の路線で2019年度以降も適用が継続する路線は、2019年度から新制度が適用する。ただし、朝発ボーナスの特例として、2019年4月1日時点で新規就航割引の適用がなく、既に朝出発している便は、2019年4月1日から3年間着陸料を50%割引くとのことだ。