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今年度1四半期までの緊急発進、235回と増加
空母艦載機の活動などで中国機対象が171回に
統合幕僚監部は、2022年度第1四半期(2022年4月1日~6月30日)に航空自衛隊が実施した緊急発進回数が前年度同期より93回増の235回に達したと発表した。
特に5月には中国空母「遼寧」などが太平洋上で300回以上もJ-15をはじめとした艦載機が発着艦を繰り返すなど、南西地域を中心に中国軍が活発な航空活動を繰り返した。そのため中国軍機に対する緊急発進回数は77回増加した171回と大幅に上回った。またロシア軍機に対する緊急発進は10回増の58回と比較的低い水準に留まった。
※この記事の概要
・緊急発進対象の国別割合
・統幕による傾向分析 など