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2018.10.01

ウイングトラベル

マレーシア観光相「世界中で観光の魅力を売り込む」

日本人渡航者上積みへ航空便の増加を働きかけ

 今年5月に就任したマレーシアのモハマディン・ビン・クタビ観光芸術文化大臣は本紙とのインタビューに応じ「世界に向けてマレーシアの観光資源をもっと売り込んでいくためにプロモーションをより一層強化していく」意向を示した。その上で日本については「伝統的かつ重要な市場である」と指摘。今後、日本からマレーシアの直行便就航拡大に向けた働きかけに力を入れていくほか、マレーシアにある多彩な観光資源を紹介する取り組みに一層力を入れていく方針を示した。
全世界からマレーシアを訪問する旅行者は約2500万人となっているほか、820億リンギット(約2兆5000億円)の歳入があった。マレーシア政府は2020年までに全世界から3000万人の観光客と680億リンギット(約2兆円)の歳入実現を掲げており、歳入に関してはすでに目標を上回る実績をあげている状況だ。
 残る訪問者数の目標実現に向けてモハマディン大臣は「マレーシア観光の魅力をもっと多くの人々に伝えていくことが重要である」と指摘。今後も世界に向けて観光プロモーションに一層力を入れていく考えを示した。

 

※写真=インタビューに応じたマレーシアのモハマディン・ビン・クタビ観光芸術文化大臣